「演劇と社会包摂」制作実践講座
九州大学ソーシャルアートラボでは2018年度より、「演劇と社会包摂」に関するアートマネジメント人材育成のための講座を開催しています。
今回は「障害からひろがる表現とケア」をテーマとし、障害のある人との日常から生まれる表現について考えたり、表現活動をおこなう上で予想外に起こる「障害」に向き合ったりすることを通じ、障害のある人とのコミュニケーションのあり方や、舞台制作の現場におけるケアのあり方などを知り、ともに体験し、考えます。
今回の企画において「障害」という表記は、「障害がある人の障害とは、その人自身ではなく、社会との関係性の中にあり、障害という言葉本来の意味の障害である。」という考えによるものです。
■今年のスケジュール
(1) 身体表現ワークショップ「障害からひろがる表現とケア」
日時:2019年6月1日(土)14:00〜18:30
6月2日(日)10:30〜16:00
会場:九州大学大橋キャンパス
講師:門限ズ[野村 誠(作曲家・ピアニスト)、遠田 誠(ダンサー、振付家)、吉野 さつき
(ワークショップ・コーディネーター)、倉品 淳子(俳優・演出家)]、
森 裕生(舞台パフォーマー)
里村 歩(俳優)
廣田 渓(俳優)、
森山 淳子(認定NPO法人ニコちゃんの会代表)
長津 結一郎(九州大学ソーシャルアートラボ)
共催:認定NPO法人ニコちゃんの会、公益財団法人福岡市文化芸術振興財団
後援:福岡市
助成:2019年度 文化庁 大学における文化芸術推進事業
(2) フォーラム「障害からひろがる表現とケア ともに創造するためのはじめの一歩」
日時:2019年7月15日(月・祝)14:00〜17:00
会場:九州大学大橋キャンパス
講師:吉野 さつき(ワークショップ・コーディネーター)、
森田 かずよ(ダンサー・俳優)
倉品 淳子(俳優・演出家)
森山淳子(認定NPO法人ニコちゃんの会代表理事)
コーディネーター:長津 結一郎(九州大学ソーシャルアートラボ)
共同主催:日本アートマネジメント学会九州部会
共催:認定NPO法人ニコちゃんの会、公益財団法人福岡市文化芸術振興財団
後援:福岡市
助成:2019年度 文化庁 大学における文化芸術推進事業