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(2018年9月16日開催)現代に民俗芸能をつくる in 笠原

2018.9.1

奥八女芸農プロジェクト 成果発表

試演+トークイベント

期間:2018年9月16日
会場:八女市黒木町笠原地区 ほか

このイベントは終了しました

2018年8月24日より奥八女・笠原地区に滞在した武田力さんは、民俗芸能を新しくこの笠原の地につくる取り組みを行いました。今回はその民俗芸能の試演と、それができるに至った背景をお話しします。

民俗芸能といっても、土地によって千差万別。そこで生きていく知恵や後世への祈りなどが、何世代もの祖先を介して独自の発展を遂げながら継がれていくものです。武田力さんはアーティストで、「民俗芸能アーカイバー」(アーカイバー=記録し保存する人)。農作業を体験しながら、このまちの歴史を聞き、ときには他愛もない世間話をすることから、笠原の民俗芸能を立ち上げることを試みました。

「息づくアーカイブ」としての民俗芸能が立ち上がる場に、あなたも参加しませんか。

出演

武田 力 ほか

※奥八女芸農ワークキャンプ(8/24~9/20)で活動中の国際ボランティア(香港から2名とロシアから1名)が参加予定です。

武田 力 Riki Takeda

撮影:和久井幸一

演出家、民俗芸能アーカイバー。とある幼稚園での勤務を経て、チェルフィッチュや飴屋法水氏の演劇に俳優として関わる。近年より自身での制作を開始。「糸電話」「警察署員の説教」「たこ焼き」など、演劇らしからぬ素材を作品に用いるが、それらはアジア各地の民俗芸能の構造に着想を得ている。また、過疎の進む滋賀県内のある集落で継がれてきた六斎念仏踊りの「継承」を担う。こうした相互的な民俗芸能との関わりから、社会課題を軽やかに観客と思考する作品を展開している。アーツコミッションヨコハマ2016, 17年度クリエイティブ・チルドレン・フェローアーティスト。

集合 2018年9月16日[日]13:30 (試演+トーク:合わせて60分程度[予定])

参加費 無料

集合場所 笠原東交流センター「えがおの森」(福岡県八女市黒木町笠原9836-1

*アクセスはこちらのリンクをご参照いただくか、お問い合わせください。

*イベント中、笠原地区の他の場所に移動する可能性がありますので、集合時間には遅れずにお集まりください。

お問い合わせ
九州大学ソーシャルアートラボ
TEL&FAX: 092-553-4552
E-mail: sal-cul[at]design.kyushu-u.ac.jp
Facebook: 「ソーシャルアートラボ」で検索

主催:九州大学大学院芸術工学研究院ソーシャルアートラボ
共催:特定非営利活動法人山村塾、公益財団法人福岡市文化芸術振興財団
協力:特定非営利活動法人NICE(日本国際ワークキャンプセンター)
後援:福岡県、八女市、日本アートマネジメント学会九州部会
助成:平成30年度文化庁「大学における文化芸術推進事業」