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第3回半農半アート研究会「農からみる半農半アート」
九州大学大学院芸術工学研究院附属社会包摂デザイン・イニシアティブでは、「半農半アート」のライフスタイルを基盤とした包摂型地域づくりや農業ボランティアの新しい仕組みモデルについて考えるため、研究会とフォーラムを実施します。
これまで九州大学では認定NPO法人山村塾と協働し、中山間地域を舞台として「アート×農」をキーワードとしたアーティスト・イン・レジデンス(芸術家による滞在型制作)や、中長期に滞在している国内外からのボランティアとの作品共同制作を行ってきました。その取り組みを踏まえ、国内外の半農半アート活動を行っている個人・団体のネットワークを広げ、これからの農村社会の豊かなあり方を提案することを目指します。
今回のテーマは「農からみる半農半アート」です。
アートを受け入れる地域の人たちは、アーティストが農的生活をしながらアート活動をする姿をどのように見たのでしょうか?
その活動から生まれた関係性はどのようなものなのでしょうか?
お迎えするゲストは、地域の自然を生かした建築、カフェ事業を展開されながら、アートと関わる場を経験されているお二人です。お二人のお話から、地域からアートを見る視点を考えます。
■日時:2021年12月13日(月)19:00~20:30
■ゲスト:梅本匠(松井建設株式会社 取締役)
片岡優子(NPO法人BaRaKa 代表理事)
■聞き手: 武田 力(演出家・民俗芸能アーカイバー)
◾️全体進行:長津 結一郎(九州大学大学院芸術工学研究院助教)
■会場:オンライン(Zoom)
■募集要項
対象者:里山保全や半農半アートに興味関心がある方
定 員:30名
受講料:無料
使用アプリ:Zoom(事前にアプリをインストールしておくとスムーズです。)
申込方法:事前申込制。以下のURLにアクセスし、申込事項に記入をお願いします。
https://forms.gle/FjH2TcKE1phUh2aR7
申し込みいただいた方へ、前日までにURLをご連絡いたします。
当日は、お知らせしたURLにアクセスし、受講してください。
申込締め切り日:12月12日(日)
問い合わせ先:九州大学大学院芸術工学研究院社会包摂デザイン・イニシアティブ
ソーシャルアートラボ 半農半アートプロジェクト
Eメール: sal-cul@design.kyushu-u.ac.jp
■アクセシビリティ
*当日は、音声を文字化するアプリ「UDトーク」を活用したリアルタイム字幕をご提供します。その他、当日の配慮についてご要望等がありましたら、可能な範囲で対応いたしますので、申込フォームの「ご要望欄」にお書き下さい。
■クレジット
主催: 九州大学大学院芸術工学研究院社会包摂デザイン・イニシアティブ
共催:認定NPO法人山村塾
■登壇者プロフィール
梅本匠(松井建設株式会社 取締役)
安曇川高等学校を卒業後、松井建設へ就職。仕事をしながら国家プロジェクト大工育成塾に入塾。家業は林業で山の木を生かすために大工を志す。現在は、松井建設の取締役。地域の自然資本を生かすブランドとして晴耕舎を立ち上げ、林業、農業、建築、カフェ、パン屋、エネルギー等の事業を行う。全てに共通することは循環です。プライベートでは、故郷の無形文化財になっている六斎念仏の継承に取り組んでいる。
https://www.matsui.tv/
片岡優子(NPO法人BaRaKa 代表理事)
2014年から「五島 海のシルクロード芸術祭」を主宰、五島の伝統芸能や自然とリンクしたアートプロジェクトを企画している。五島の小さな宝石箱ウェブ「Shimania」設計者。できるだけ地産地消、自給自足のカフェ、SLOW CAFE「たゆたう。」経営。
http://tayutau510.com/
武田 力(演出家・民俗芸能アーカイバー)
俳優として欧米を中心に活動後、演出家に。過疎の進む滋賀県朽木古屋集落の六斎念仏踊りの復活/継承に関わるなど、民俗芸能の構造から現代社会を観客と軽やかに思考する作品を展開する。近年では、フィリピン・Karnabal、中国・上海明当代美術館の招聘を受け、作品を制作した。横浜市芸術文化振興財団2016, 2017年度クリエイティブ・チルドレン・フェロー、2019年度国際交流基金アジアセンターフェローにそれぞれ選定された。
長津 結一郎(九州大学大学院芸術工学研究院助教/アートマネジメント)
アーツ・マネジメントや文化政策に関する研究や実践を通じて、異なる立場の人々がどのように協働することができるのかを探求。ソーシャルアートラボで2016年から八女市黒木町笠原地区との協働により、アートプロジェクトの企画運営や奥八女芸農プロジェクトの立ち上げを行う。