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(2020年10月10日開催)「九州から発信する文化経済学のいま〜公共劇場における社会包摂を題材に〜」

2020.10.1

文化経済学会<日本>秋の講演会 ・ 九州大学ソーシャルアートラボ公開講座
(オンライン)

地域に開かれた劇場のあり方は、長年、文化経済学の分野でも議論され、劇場法制定以降、公共劇場における社会包摂をめぐる事態はさまざまな展開を見せています。多くの活動が草の根的に取り組まれている一方、2020 年の新型コロナウイルス感染症に伴う緊急事態宣言により、劇場のあり方そのものが根本から問われている時期に来ていると言えます。
本講演会ではシンポジウム形式で、九州において優れた実践を行う劇場の取り組みについて実践を伺うことで、これからの公共劇場における社会包摂のあり方についての理解を深めます。また、新型コロナウイルス感染症による活動自粛に伴う、オンラインを活用した実践についてもお伺いし、これからの劇場のあり方を考える上の議論の基盤をつくることを目指します。

■日時 : 2020年10月10日(土)14:00〜16:30
■参加費:無料
■参加方法 : 文化経済学会<日本>会員・非会員を問わず、以下のURLから事前に登録してください。
https://zoom.us/meeting/register/tJIsceyrpzopHNUlN6mW-SMbLg0KOZsTKzWg
*当日は文字による情報保障を行います。詳しくはお申し込みいただいたみなさまにご連絡いたします。

■タイムテーブル
14:00 ~ 14:10 全体趣旨説明
14:10 ~ 14:30 第1部 会長基調講演
       増淵 敏之(文化経済学会<日本> 第15期会長)
14:30 ~ 14:35 質疑応答
14:35 ~ 14:45 休憩
14:45 ~ 16:30 第2部 シンポジウム「公共劇場における社会包摂〜九州の事例から考える〜」
14:45 ~ 14:50 趣旨説明
14:50 ~ 15:05 糸山 裕子(福岡県立ももち文化センター館長)
15:10 ~ 15:25 嶺 浩子(熊本県立劇場)
15:30 ~ 15:45 徳永 紫保(宮崎県都城市総合文化ホール)
15:45 ~ 15:55 休憩
15:55 ~ 16:30 ディスカッション
       コメンテーター
        片山 泰輔(静岡文化芸術大学文化政策学部教授)
        尾本 章(九州大学大学院芸術工学研究院教授・副研究院長)
16:30      終了

主催 : 文化経済学会<日本>、 九州大学大学院芸術工学研究院ソーシャルアートラボ
共催 : 公益財団法人福岡市文化芸術振興財団
後援 : 福岡市
助成 : 令和 2 年度 文化庁 大学における文化芸術推進事業