activities|蚕繭糸織-サンケンシショク-
《公演情報》
【日程】 2018年3月4日(日)
-展示-
10:00〜18:00
-パフォーマンス-
第1回|13:30〜14:00
第2回|14:30〜15:00
【会場】「博多町家」ふるさと館・町家棟
福岡市博多区冷泉町6-10
【入場料】無料(予約不要)
-展示-
織をほどくと現れる糸。
糸になる前の繭。
そして繭になる前の蚕。
写真やグラフィック、インスタレーションを通して、
蚕、繭、糸、織へと至るプロセスの間に、
新たな「景色」が浮かび上がってくる。
写真|阿部新平
グラフィックデザイン|王㬢
インスタレーション|前田智洋
-パフォーマンス-
蚕、繭、糸、織へと変容する「間」。
その間を「ふるえ」が連結させ、知覚や感覚を呼び戻す。
繭を解いて糸にしていくプロセスの中に内在する「祈り」。
糸を引く行為のなかに、笙とゴシック・ハープの響きが、
浸透していく。
演目|《笙・曼荼羅》(藤枝守作曲)
笙|渡辺融、財津靖子
ゴシック・ハープ|中村理恵
糸引き|池永照美、近藤芳香、簑原愛理
九州大学ソーシャルアートラボは、昨年12月に博多織の織音を素材とする
現代舞楽「織・曼荼羅〜博多織の機音による」を上演しました。
今回はその関連企画として、博多織ができるプロセスに着目したイベントを行います。
博多織ができるまでの時間を逆に辿ると、そこには糸、繭、蚕の存在が浮かびあがってきます。
写真やインスタレーション、パフォーマンスといった多様な表現を通して、その存在と変容のプロセスに目を凝らし、
耳を澄ましてみませんか。
蚕繭糸織
––サンケンシショク––
制作|九州大学ソーシャルアートラボ、「蚕繭糸織」制作チーム
主催|九州大学ソーシャルアートラボ
協力|「博多町家」ふるさと館、博多織工業組合
助成|平成29年度文化庁「大学を活用した文化芸術推進事業」
お問い合わせ|sal@design.kyushu-u.ac.jp
photo:Abe Shinpei
チラシダウンロード
平成29年度活動報告書(一部抜粋)
p.210参照