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(2019年6月1日-2日開催)身体表現ワークショップ「障害からひろがる表現とケア」

身体表現ワークショップ

「演劇と社会包摂」制作実践講座

定員:15名 (両日参加できる方)
受講料:無料
*定員に達しましたので、募集は締め切りました。
たくさんのご応募ありがとうございました。

九州大学ソーシャルアートラボでは2018年度より、「演劇と社会包摂」をテーマに講座を開催しています。

今回のワークショップのテーマは「障害からひろがる表現とケア」。障がいのある人の身体を通して「表現」について考えたり、ともに表現することを通して「障害」について考えたり。異ジャンルコラボバンド「門限ズ」や、障がいのある俳優たちと、そこしかで起こり得ないことから、奇想天外な表現が立ち上がる瞬間を、ともに体感します。

どなたでもご参加いただけます!

 実施プログラム・スケジュール募集要項 |  お申し込み方法主催クレジット

身体表現ワークショップ

「障害からひろがる表現とケア」

■実施プログラム・スケジュール

日時:
2019年6月1日(土)14:00〜18:30
2019年6月2日(日)10:30〜16:00
*申し込み締め切り:2019年5月24日(金)

会場:
九州大学大橋キャンパス3号館322教室(福岡市南区塩原4-9-1)

講師:
門限ズ[野村 誠(作曲家・ピアニスト)、遠田 誠(ダンサー、振付家)、吉野 さつき(ワークショップ・コーディネーター)、倉品 淳子(俳優・演出家)]、
森 裕生(舞台パフォーマー)、里村 歩(俳優)、廣田 渓(俳優)、
森山 淳子(認定NPO法人ニコちゃんの会代表)、長津 結一郎(九州大学ソーシャルアートラボ)

■募集要項

対象:

  • 文化事業や文化施設関連の仕事に従事されている方
  • 福祉事業関連の仕事に従事されている方
  • こうした分野に将来携わりたいと考えられている方
  • 両日にわたって参加できる方

*障害の有無は問いません。
*参加にあたって心配なことがある方はお気軽にお問い合わせください。

定員:15名
*応募多数の場合、ご提出いただいた記載事項をもとに選考させていただくことがございます。

受講料:無料
*当方負担によりボランティア保険に加入していただきます。

■関連講座①
フォーラム「障害のある人の創造の機会拡大のために〜現場で無理なく始める第一歩とは(仮題)」
長年障害のある人の表現活動の現場に携わる方々を講師としてお招きし、多様な人々がともに創造活動を行おうとする際に、現場で無理なく始める第一歩をどのように踏み出したらよいのかを考えます。
日時:2019年7月15日(月・祝)14:00〜17:00(開場13:30)
会場:九州大学大橋キャンパス デザインコモンにて
詳細は九州大学ソーシャルアートラボのウェブサイトでお知らせします。

■関連講座②
認定NPO法人ニコちゃんの会 すっごい演劇アートプロジェクト
「身体的にバラエティあふれる人たちとの演劇のつくりかた(仮)」
演出家の倉品淳子さんによるワークショップを通じて、さまざまな人たちとの関わりを通じて表現が生まれる現場を体感するとともに、そこにあるケアの役割について考えます。
日時:2019年7月12日(金)18:30〜21:00・13日(土)11:00〜17:00、14日(日)11:00〜17:00、15日(月・祝)10:00〜13:00
会場:九州大学大橋キャンパス デザインコモン(福岡市南区塩原4-9-1)
詳細は九州大学ソーシャルアートラボのウェブサイトでお知らせします。

■講師プロフィール

野村誠(ノム):作曲家・ピアニスト
インドネシアと日本で上演される度に変化するガムラン作品「踊れ!ベートーヴェン」、日英共同の「ホエールトーン・オペラ」、マルチメディア作品「老人ホーム・REMIX」など、分野を横断し人と出会う。

遠田誠(エンちゃん):ダンサー・振付家
日常のはざ間にダンスその他諸々を割り込ませた『まことクラヴ』を主宰し、劇場はもとよりアートスペース、商店街、市役所、電車内、空港に至るまで出没し、サイトスペシフィックな活動を展開。

吉野さつき(めい):ワークショップコーディネーター・愛知大学文学部教授
公共ホール勤務、英国での研修後、教育、福祉などの現場でアーティストによるワークショップを数多く企画。アウトリーチ事業やワークショップ等の企画運営を担う人材育成にも各地で携わる。

倉品淳子(じょほんこ):俳優・演出家
劇団山の手事情社所属。観客参加型演劇、他分野アーティストとの作品作りなど、演劇の可能性を広げる活動も同時に行ってきた。海外公演も多数。

森裕生:舞台パフォーマー
講演家・プロマジシャン・役者・モデル・ボーカリストといった顔をもつ。先天性脳性麻痺による四肢体幹障害という才能がある。ステージネームは「Mr.Handy」。

里村歩:俳優
生まれつきの障がいではなく、原因不明で突然発症する。2014年より、俳優としての活動を開始。身体的にバラエティあふれるひとたちの演劇公演『BUNNA』以降、俳優として継続的に活動している。

廣田渓:俳優
筋ジストロフィーにより、身体が徐々に筋力低下していき、10歳で歩けなくなった。2014年に『BUNNA』と出会い、表現することに興味を持った。その2年後に、俳優として活動を続けている。

森山淳子:認定NPO法人ニコちゃんの会代表理事
認定NPO法人ニコちゃんの会を設立し、非日常的な時間や場づくりを積極的に取り入れ、演劇・身体表現ワークショップなど、福岡市内を中心に企画・実践。

長津結一郎:九州大学大学院芸術工学研究院助教
アーツ・マネジメントや文化政策に関する研究や実践を通じて、異なる立場の人々がどのように協働することができるのかを探求。ソーシャルアートラボで本講座の企画運営を担当。

■お申し込み方法

下記の項目を記載のうえ、メール・FAXのいずれかよりお申し込みください。

またこちらの「フォーム」からもお申し込みいただけます。

①氏名(フリガナ) ②年代 ③電話番号 ④メールアドレス ⑤所属 ⑥これまでの活動歴 ⑦参加の動機(講座への想い、講座を通して何を学びたいか等、400字程度でご記入ください)

九州大学ソーシャルアートラボ
TEL&FAX: 092-553-4552 E-mail: sal-cul@design.kyushu-u.ac.jp
URL: http://www.sal.design.kyushu-u.ac.jp
Facebook: 「ソーシャルアートラボ」で検索

■主催情報

・九州大学ソーシャルアートラボの情報

九州大学ソーシャルアートラボは、社会の課題にコミットし、人間どうしの新しいつながりを生み出す芸術実践を「ソーシャルアート」と捉え、新しい生の価値を提示していくことを目的としています。平成30年からは、《アートと社会包摂》をテーマとして研究・教育・実践・提言に取り組んでいます。

ウェブサイト: http://www.sal.design.kyushu-u.ac.jp/

■共催情報

・認定NPO法人ニコちゃんの会の情報

認定NPO法人ニコちゃんの会は、「どんなに重い病気や障がいがあっても、その人らしい心豊かな人生を生き抜く」ことができる社会の実現を目指して活動を行っている団体です。芸術・研究・啓発・介護(日々の生活のサポート)など多岐にわたる活動を行なっています。障がい児の親をはじめとし、医療・デザイン・舞台・教育など幅広い分野のスタッフで企画・運営しています。

ウェブサイト:http://www.nicochan.jp/

■主催クレジット

主催:九州大学大学院芸術工学研究院ソーシャルアートラボ
共催:認定NPO法人ニコちゃんの会、公益財団法人福岡市文化芸術振興財団
助成:2019年度 文化庁 大学における文化芸術推進事業
後援:福岡市(予定)