焼酎の醗酵音響による現代神楽「甕の音なひ」 住吉神社能楽殿ヴァージョン

12月12日(土) 16時Start(15:30 Open)

住吉神社能楽殿

 

【演目】

キヨメ、アチメ、イソラ、ツクヨミ、イワト、オクリ、酒楽歌

 

 

【作曲・構成】

藤枝守

 

【出演】

笙・声:石川高

和琴・声:中川佳代子

舞:上杉満代

舞:太田垣悠

声(地謡):つむぎね〜宮内康乃、森戸麻里未、ArisA、浦畠晶子

声(口寄):山崎阿弥

土笛:渡辺融

 

※公演終了後にアフタートークがございます。

 

 

【入場料】

一般2,000円(前売)/2,500円(当日)

学生1,500円(前売/当日)

 

【お問い合わせ】

九州大学ソーシャルアートラボ 092-553-4552

 

【チケット予約】

イープラス   ムジカキアラ 03-6431-8186(平日10:00~18:00)

プロフィール

石川高(笙・声)

1990年より笙の演奏活動をはじめ、国内、世界中の音楽祭に出演してきた。近頃は催馬楽などの歌唱でも高い評価を受けている。雅楽古典曲のみならず、現代作品や自主作品の演奏、即興も情熱的に行っている。宮田まゆみ、豊英秋、芝祐靖各氏に師事。雅楽団体「伶楽舎」やローラン・テシュネ監督「アンサンブル室町」に所属。和光大学や学習院大学、沖縄県立芸術大学、九州大学などの講義を担当。また、朝日カルチャーセンター「古代歌謡」担当。

中川佳代子(和琴・声)

高崎芸術短期大学卒業。NHK邦楽技能者育成会卒業。1994年青山音楽賞。1998年文化庁芸術研修員認定。2002年賢順全国箏曲コンクール最高位「賢順賞」受賞。2013年京都市芸術文化協会新人賞受賞。現代曲の初演、洋楽器やダンスとの共演、オペラ、即興など様々な場面で活動。最近では「ウタ」「声」を伴う作品演奏にも力を入れている。沢井忠夫氏、沢井一恵氏、岩堀敬子氏に師事。また、地元京都の松尾大社「観月祭」にて毎年奉納演奏を行う。

上杉満代(舞)

舞踏家。福岡県出身。改名前は上杉貢代。7歳よりクラシックバレエを習い、1970年より舞踏家大野一雄に師事。ソロ活動後、渡仏。欧州、米国等でコンテンポラリー・演劇等、共同公演を多数行う。帰国後、アヒルスタジオ主宰。フランス各地国立振付センターにてワークショップ。1993年、太田省吾演出の演劇「砂の駅」に出演。2005年には和栗由紀夫と共演し、大野一雄と土方巽の弟子同士が同じ舞台に立ったと話題になった。2006年には上海素麺工場のプロデュースで三上寛とコラボレーション公演を行った。2008年より明治学院大学非常勤講師。

太田垣悠(舞)

東京でバレエを始め15歳で渡仏。国立リヨンコンセルヴァトワールを主席で卒業後、リヨンオペラ座バレエ団に入団。サシャ・ワルツ、トリシャ・ブラウン、マギー・マランなど幅広いコンテンポラリーダンスのレパートリーを踊る。2008年から2014年までスイスのジュネーブ大劇場バレエ団に所属。2014年よりフリーとなりラシド・ウラムダンやオレリアン・ドゥジェなどの作品を踊りつつ、仏バレエ教師国家資格を生かしスイスや日本でプロやアマチュアにバレエやコンテンポラリーダンスを教えている。

つむぎね(声《地謡》/コロス)

2008年より作曲家・宮内康乃を中心に結成した、音楽パフォーマンスグループ。楽譜ではなく、呼吸の長さの違いなどをそのまま活かした単純なルールをもとに、おもに声や鍵盤ハーモニカを使って空間上の響きを紡ぎ出していく独自のパフォーマンスを展開する。また演奏活動の他、そのアプローチをもとに誰もが参加して声を紡ぐ、ワークショップにも力を入れている。2008年度トーキョーワンダーサイト主催「Experimental sound and art festival 2008」最優秀賞受賞。 http://www.tsumugine.com

山崎阿弥(声《口寄》)

声のアーティスト、映像・造形作家。声で空間の陰影・響きを感得しパフォーマンスやインスタレーションによってその拡張・変形を試みる。国際芸術センター青森やロイヤルメルボルン工科大学でのレジデンス制作・作品発表のほか生西康典、七里圭作品への出演、灰野敬二、飴屋法水、坂田明、外山明、鈴木昭男らとの共演、伊勢神宮での歌唱、ドローイングアンドマニュアルや中山晃子ら映像との共作など分野を亘り共創する。

渡辺融(土笛)

九州大学芸術工学府芸術工学院修士課程修了。古代の土笛と創作楽器としての土笛を研究。香椎宮雅楽保存会、ジャワガムラン演奏グループ「Pratiwi」に所属。社会福祉法人「明日へ向かって」の音楽活動ディレクターとして、2014年よりインドネシアからガムランを導入して知的障がいがある人と音楽実践を行っている。

長澤宏美(水引デザイン)

水引デザイナー/ながさわ結納店。九州産業大学芸術学部デザイン学科卒業後、ロイヤル株式会社デサイン室に入社。株式会社福岡マドラ、タキオノスタジオを経て、株式会社電通クリエイティブディレクション局で勤務。家業の博多水引で修行。7年前より後継者となり、現在、水引デザイナーとして活動。

藤枝守(作曲・構成)

カリフォルニア大学サンディエゴ校音楽学部博士課程修了。博士号(Ph.D. in Music) を取得。《オーケストラの修辞学》で第5回入野賞、第7回日本現代藝術奨励賞。国立劇場、東京混声合唱団、神奈川芸術文化財団、オーケストラ・アンサンブル金沢、ジャパン・ソサエティなどから委嘱を受ける。著書に『響きの考古学』など。最近のCDとしては、西山まりえの演奏による《ゴシック・ハープの植物文様》やサラ・ケイヒルのピアノによる《Patterns of Plants》など。九州大学大学院芸術工学研究院教授。

焼酎の発酵音響による現代神楽 甕の音なひ    Kame no Otonahi  A Japanese sacred composition featuring the acoustics of shochu fermentation

九州大学大学院芸術工学研究院 ソーシャルアートラボ事務局 815-8540 福岡市南区塩原4-9-1  092-553-4552

Social Art Lab   Kyushu University Graduate School of design  4-9-1 Shiobaru,Minami-Ku,Fukuoka,815-8540

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